2022-04

やりなおし高校日本史

高校で日本史の教鞭をとる筆者が、高校の日本史の教科書に載っている事項、単なる歴史上の出来事として年号やイベントを覚えるのではなく、その歴史的な意義が何であったのかを紐解くものとして、何故そのようなことになったのか、周辺で何が起きていたのか、諸外国との関係性も踏まえて解説し、単なる受験科目としてではなく、一個人の関心事として日本史を好きになって欲しと願う。

離散数学「ものを分ける理論」 問題解決のアルゴリズムをつくる

20世紀に入ってコンピュータが発達すると、アルゴリズムによる問題解決の方法が考案され、そのひとつとして、ものを分ける問題解決の手順である、離散数学を取り上げて、カウント博士とワトソン助手が対話を重ねる形式で、様々なものの分け方を解説し、それぞれの手法がいつ誰によって考案されたものかを紹介する

ロシアと中国 反米の戦略

共に反米を旨とするロシアと中国は、政治的、経済的、軍事的な側面から協調、連携しており、親密な関係を築いているように見えるが、一方では、とくに中国側の中央アジアへの進出や、北極海への軍事展開等の影響力、勢力圏の拡大に伴って、ロシアは警戒せざるを得ない中で、世界はロシアの期待どおりに多極化の兆しすら見せており、来るべき未来に向けて、日本はビジョンと基礎体力を持てと提案している。

こうして知財は炎上する ビジネスに役立つ13の基礎知識

知的財産権の解説として、著作権や特許権などを構成するいくつかの権利について、様々な事例を紹介するなかで、制度の複雑さを伝えると共に、ビジネスには知財リテラシーが不可欠としながら、用いかたによっては社会の共感を得られず、本来求めてい利益は得られず、かえって不利益に働くことを注意喚起し、時代の変化に会わせた法整備も進むことを期待している。

デザインが日本を変える 日本人の美意識を取り戻す

300人のデザイナーを率いてマツダのコンセプトを示し体現する、同社のデザイン部門のトップが、デザインの本質を語ると共に、組織人として生きてきた軌跡を追いながら、リーダーシップの一つのあるべき姿を示しつつ、日本のクルマや、ものづくりの目指すべき方向性と、マツダの未来を語る。

日米地位協定 在日米軍と「同盟」の70年

60年安保改定において、行政協定が地位協定に改まるときに、占領時と全く変わらない米軍の権利を維持するために、外務省の提案による「合意議事録」なる密約にもとづいて協定が運用されるようになったことが、今日の沖縄の苦難が解消しないことの原因であって、地位協定の改定ができないのであれば、この「合意議事録」を廃棄することを提案している。
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